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『I.S.U茨城サーフィンクラシック GOTCHA・G−LANDカップ』終了!

毎年5月に茨城で開催されていた『I.S.U茨城サーフィンクラシック GOTCHA・G−LANDカップ』が今年は台風シーズンに合わせて9月に移動。
9月10日(木)にプロトライアル、11日(金)〜13日(日)にメインラウンドが行なわれました。

波の方は東海上を北上した台風12号からのウネリで10日(木)は頭オーバーのセットが入っていましたが、ワイドブレイク中心の難しいコンディション。
今シーズン最後のプロトライアルを勝ち上がったのは、加藤周平、上原海、黒越太気、碇山勇生、白土勝久、中村光貴、斉藤要、君塚友規、女子は金子藍、原佳子。
合計10名の選手がメインラウンド進出を決めました。

メインラウンド初日の11日(金)は多少サイズダウン傾向ながら、コンテストには十分なウネリが残り、女子のラウンド1からスタート。金子藍が1位でヒートを通過し、この時点でプロ資格を手に入れました。
続いて行なわれた男子のラウンド1、トップシード不在とはいえ、百戦錬磨のプロがひしめく中、勝ち上がるのは至難の業。それでも黒越太気、碇山勇生、白土勝久、君塚友規の4名がラウンドアップを果たし、新しいプロが誕生しました。

この日は女子ラウンド2の最終ヒートまでスケジュールが進行。今シーズン負け無し2連勝の谷口絵里菜が9pt台のハイスコアを叩き出し、他の選手を圧倒していました。

12日(土)、メインラウンド2日目はサイズダウンが進み、朝から北東よりの風の影響も入っていました。
そんな中、ラウンド2から登場したトップシードの選手達は着実にポイントを重ね、第2戦を終了した時点でレイティングトップのジェイソン・シバタ、2位の林健太、3位の田中樹、中村昭太、ペペン・ヘンドリックがラウンドアップ!昨年のグランドチャンピオン、田嶋鉄兵もラウンド3進出を決めます。

女子のラウンド3では絶好調の谷口絵里菜が2位以下をコンビネーションスコアに追い込み、余裕のQF進出。他にも橋本小百合、萩原水紀、プロ成り立ての金子藍が1位通過でQFへ。
次に行なわれた男子ラウンド3でもランキング上位の選手は順調に勝ち上がり、ファイナルデイに繋いでいました。
なお、ラウンド3で敗退した沼尻和則(写真右)は今シーズン限りでの引退を表明。JPSAの一時代を築いた代表的なサーファーだけに引退を惜しむ声が多かったものの、世代交代の波には勝てなかったようです。ヒート後は茨城の選手達に担ぎ上げられ、照れくさそうな表情でした。

ファイナルデイの13(日)、コンテスト期間中で最もスモールサイズになったものの、風はほとんど無く、セットを待てばアクションを入れてライド可能なコンディション。
マンオンマンヒートに切り替わったQFからは経験豊富な選手が有利な展開となり、波運も手伝ってベテランの浦山哲也とダレン・ターナー(写真左下)がファイナリストに選ばれました。

ファイナル前半は波数が少なく、小康状態でしたが、中盤はダレン・ターナーが大きなマニューバーを繰り返し、差を広げます。浦山哲也も形良いグーフィーの波をつかみますが、逆転には及ばず...。
12.25と6.50という大差でダレン・ターナーが今シーズン初優勝を飾りました!

女子はSFで谷口絵里菜を抑えた萩原水紀、ベテランの福谷周子がファイナルに進出。
キレのあるリッピングを大洗の波に刻み続けた萩原水紀がトータル11.90で福谷周子を抑えて優勝!トータルレイティングでも谷口絵里菜に迫り、シーズン後半の面白さが増してきました。

次のJPSAショートボード第4戦は9月18日(金)〜20日(日)に四国の生見で開催される『ムラサキプロ四国』
未定だった最終戦『ALL JAPAN PRO』は9月30日(水)〜10月2日(金)に千葉の志田下で開催されることが決定しました。

JPSAショートボード第3戦
『I.S.U茨城サーフィンクラシック GOTCHA・G−LANDカップ』結果
1位 ダレン・ターナー
2位 浦山哲也
3位 田中樹、田中英義

女子
1位 萩原水紀
2位 福谷周子
3位 谷口絵理菜、橋本小百合

日本プロサーフィン連盟(JPSA)

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