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究極のチューブライドコンテスト『Rip Curl Cup Padang Padang』が開催された!

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PHOTO: © Rip Curl/Joey Griffiths

現地時間7月22日、バリ島・パダンパダンを舞台とした究極のチューブライドコンテス『Rip Curl Cup Padang Padang』が公式6-8ftレンジのパーフェクトコンディションで開催!

ミック・ファニングが選出したインターナショナル枠の一人、南アフリカ出身でオアフ島・ノースショアで育った23歳のベンジ・ブランドが16名のサーファーの頂点に立ちました!

「ミックがこのイベントに参加するように自分を招待してくれたと聞いた時、本当に驚いたよ。ここ数年、沢山の自分のヒーローがここで戦っている姿を見てきたんだ。その中で認められたことは最大の賞だね。数名の友人と一日中パダンのバレルを楽しめたのも最高だった。今日夢が叶ったよ。暗くなってもまだウネリは続いているみたいだから、明日またサーフィンしようぜ!」

ファイナルでベンジが演じた大逆転劇

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ベンジ・ブランド
PHOTO: © Rip Curl/Joey Griffiths

昨年は優勝したジャック・ロビンソン(AUS)がインターナショナル枠で唯一のファイナリストでしたが、今年は逆転してインターナショナル枠はベンジの他、クレイ・マルゾ(HAW)、マット・ウィルキンソン(AUS)、インドネシアのローカル枠が毎回ファイナルに進む強豪のラディトヤ・ランディ、ただ一人。

ここでの戦いはバレルオンリー、波運にも左右される中、9.50とパーフェクトに近いスコアを持っていたクレイがヒートをリードしていました。
残り4分、8.84が必要なシチュエーションでベンジはこの日最もディープなバレルに入り、スピットと共に飛び出して9.67をスコア。
土壇場での見事な逆転劇を演じていました。

アンダーグラウンドながら、『O`NEILL WAVE OF THE WINTER』にノミネートされるなどノースショアでは存在感があるサーファーの一人であるベンジ。
「ベンジは若いけど、素晴らしいチューブライダーだよ。彼がパダンで男になるところを見たいね」と究極のチューブライドコンテストに招待したミックの言葉通り、R2、SF、ファイナルとR1以外で全て9ポイント台を出してまさに優勝に値する活躍でした。

最後はパダンパダンで最も男らしいサーファーとなり、ミックも大喜びだったでしょう。

マウイ島の天才 クレイ・マルゾ

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クレイ・マルゾ
PHOTO: © WSL/Lawrence

アンディ・アイアンズやデーン・レイノルズも認めたマウイ島の天才フリーサーファー、クレイ・マルゾは巨大なバレルの中にスタイリッシュなストールで留まる彼らしい独創的なパフォーマンスを披露。
優勝こそ逃したものの、世界トップクラスのバレルセッションに満足していたようです。

「このパダンでのRip Curl Cupに参加するのは2度目だよ。普段コンテストには出場しないけど、このイベントに関しては招待状を受け取ることをいつも楽しみにしているんだ。今日は本当に楽しかった。もう、言葉では伝えられないほどね」

日本人初参加となった松岡慧斗は?


インターナショナルの8名の枠の内、ミック・ファニングが選出したタジ・バロウ、カイ・オットン、バロン・マミヤがキャンセルしたため、その枠の一人に松岡慧斗が日本人として初めて招待されていました。

『O`NEILL WAVE OF THE WINTER』で総合優勝と日本人初の快挙を成し遂げた彼は今回も注目されていたものの、パダンパダンとのリズムが合わず、R1、R2共にスコアを伸ばせずに4位。残念ながら結果を残すことは出来ませんでした。



『Rip Curl Cup Padang Padang』結果
1位 ベンジ・ブランド(ZAF)
2位 クレイ・マルゾ(HAW)
3位 マット・ウィルキンソン(AUS)
4位 ラディトヤ・ランディ(IND)



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