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5月26日〜6月2日 『2019 ISA World Longboard Surfing Championship』開催!
2020年東京オリンピックの次のオリンピックの開催国であるフランスでISA主催のロングボードの世界一を決める『2019 ISA World Longboard Surfing Championship』が開催されます。
フランスでのISAロングボードイベントの開催は1992年のラカナウ以来、3度目。
2024年に32年ぶり6回目のオリンピック開催が決定しているフランスでのISAイベントの開催はオリンピックムードを盛り上げるのに一役買うことになるでしょう。
昨年は中国・海南島の美しいレフトブレイク「日月湾」で開催され、22ヶ国71名の選手が集まり、ハワイのカイ・サラス、ウィメンズはアメリカのトリー・ギルカーソンが優勝。
団体ではアメリカが金メダルを獲得。
ペルー、ハワイと続いていました。
日本代表は田岡なつみの4位が最高位で、ISAのロングボードでは日本人として初のメダル獲得。
メンズは浜瀬海が6位に入り、団体では7位。
オープン、ジュニア共に金メダルを獲得しているショートボードに比べるとロングボードは成績が伸びないものの、WSLのトップ選手がショートボードよりも多数参加しているため、よりハイレベルな戦いと言えます。
今年は32ヶ国、104名と30ヶ国も増加。
カイ・サラスを始め、クロエ・カルモン(BRA)、フィル・ラズマン(BRA)、トーマス・キング(RSA)、ピッコロ・クレメンテ(PER)、他多くのメダリストが参加。
開催国フランスはWSLで何度も優勝経験があり、ISAでも2009年、2013年に優勝しているアントニー・デルペーロとジャスティン・デュポンをチームを牽引。その他、アントニーの兄弟、エドゥアルド・デルペーロとISA初出場、リユニオン島のアリス・レモーンが国を代表します。
『2019 ISA World Longboard Surfing Championship』は『Lima 2019 Pan American Games』と『2019 ANOC World Beach Games』のクオリファイイベントとなり、ナショナルオリンピック委員会がある国だけが参加可能。
そのため、ハワイはオリンピックと同じくアメリカに含まれるため、カイ・サラスは新たにアメリカチームの一員になります。
その他、アメリカはコール・ロビンス。ウィメンズはソレイユ・エリコ、リンジー・ステインリードとメンバーをリフレッシュ。
日本代表は浜瀬海、田岡なつみを始め、NSAの2018年グランドチャンピオン、北村健一、椛沢実里が参加します。
ISAでは2018年から全てのグローバルイベントで男女平等の出場枠を設けており、今回も参加104名の内、46名が女性と発表されています。
フランスのビアリッツは2017年の『ISA World Surfing Games』でも舞台として選ばれており、その年はジェレミー・フローレス、ジョアン・ドゥルー、ジョアン・ディファイ、ポーリン・アドゥとCT選手を揃えて団体金メダルを獲得。
今回の会場はビアリッツの「コート・デ・バスク」
2017年の『ISA World Surfing Games』の会場となった「ラ・グランドプラージュ」とは岬を挟んで反対側。
右側に突き出る岬によってサンドバーが形成されるポピュラーなスポットで、遠浅の地形はロングボード向きの波を生み出し、過去に多くの世界的なコンテストが開催。
1957年、ヨーロピアンサーフィンの発祥の地とも言われ、フランスだけではなく、ヨーロッパ全体のサーフィンの発展において歴史的な役割を果たしてきました。
この素晴らしい場所で開催される『2019 ISA World Longboard Surfing Championship』
公式サイトでライブ中継も配信されるので、お見逃しないように!
『2019 ISA World Longboard Surfing Championship』大会概要
主催:国際サーフィン連盟(ISA)
開催期間:2019年5月26日〜6月2日
開催地:フランス・ビアリッツ
『2019 ISA World Longboard Surfing Championship』公式サイト:https://www.isasurf.org/longboard/2019/en/
photo:ISA
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