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今年も感動をありがとう!『Da Hui Backdoor Shootout』でチームジャパンが大活躍!

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PHOTO:© Masao Sakurai

現地時間1月16日、オアフ島・ノースショアのバックドア/パイプラインを舞台とした『Da Hui Backdoor Shootout』が終了。

「フリークスストア」という大きなスポンサーを得たチームジャパンが今年も大暴れ!
出場選手は堀口真平、松岡慧斗、中村昭太、村上舜、大橋海人、脇田泰地。
堀口真平は選手兼チームのまとめ役、更に2年連続となるチームジャパンのコンテスト出場を調整。

今シーズンは年末の『Billabong Pipe Masters』よりも良いコンディションに恵まれ、素晴らしいライディングが続出。
中でも松岡慧斗が昨年の11ポイントを上回るパーフェクト12をスコア。
パイプラインで見せたそのライディングはすでに『O`NEILL WAVE OF THE WINTER』で8人のカメラマンがエントリーするほどのスペシャルな一本でした。

松岡慧斗のパーフェクト12


日本でライブ中継を見ていた方は完璧にバレルに入ってからスピットと共に姿を現した瞬間、鳥肌が立ったことでしょう。
侍スピリットで唯一のパーフェクトスコアを出して昨年同様の個人3位に入った松岡慧斗だけではなく、今年から出場した中村昭太もバックドアで信じられないようなバレルを抜けて個人4位に入り、最もチャージしたサーファーに贈られる特別な賞も獲得。
ローカルコンテストとはいえ、JOBことジェイミー・オブライエン、ブルース・アイアンズ、セス&ジョシュアのモニーツ兄弟、コア・ロスマン、エリ・オルソン、マクアカイ・ロスマン、メイソン・ホー、ビリー・ケンパー他、現在のパイプラインのスペシャリストが勢揃いしたイベントで堂々と主役を演じていました。

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(2019年チームジャパン・左から脇田泰地、堀口真平、村上舜、松岡慧斗、大橋海人、中村昭太)
PHOTO:© Masao Sakurai

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(表彰式はアロハスピリットの象徴、デューク・カハナモクの前で)
PHOTO:© Masao Sakurai

究極のローカルコンテストと言われている『Da Hui Backdoor Shootout』はWSLのフォーマットを一線を画し、コンテストジャージさえもありません。
4人一組のチームがフリーサーフィンのように一度に海に入り、6回のラウンドを行って3本のハイスコアのトータルで順位が決定。
パーフェクトスコアは10ではなく、12。
10の枠を超えた本当に素晴らしいバレルライドだけに10以上のスコアが与えられます。

トータルで松岡慧斗を上回ったのはカウアイ島のタイラー・ニュートン、ジェイミー・オブライエン。
初優勝で賞金のUS40,000ドルを手に入れたタイラーは、ブルース・アイアンズ、セス&ジョシュアのモニーツ兄弟とのチーム「WEEDMAPS」を優勝に導いていました。

「パイプラインのイベントで優勝することが最大の夢だった。子供の頃からの夢が叶い、光栄だよ。最高だね。最高のサーファーが集まるこのコンテスト。勝つには本当に良い波だけに乗る必要がある。ジェイミー・オブライエン、コア・ロスマン、エリ・オルソン...。凄いサーファーばかりさ。ヒート毎に良い波を乗ることを目標にしてそれが上手くいったのさ」

現在26歳のタイラー。
10代の頃、NSSAで活躍してISAで3位に入った経験もあり、「Quiksilver」というビッグスポンサーを得て順調にキャリアをスタート。
2007年、17歳の時に『Da Hui Backdoor Shootout』に出場して巨大なパイプラインのバレルを抜けて注目を集めていましたが、10代後半〜20代前半に道を外れてしまい、「Quiksilver」から離れることに...。
その後、パーティー中心からサーフィン中心にライフスタイルを変え、新たに「RVCA」のスポンサーを得ることに成功。
特に今シーズンは海で多くの時間を費やし、ノースショアで目立つ存在になっています。



なお、ノースショアでは二つのWSLイベントが控えており、1月18日〜28日にサンセットビーチでQS1,000『Sunset Open』
1月29日〜2月10日にはパイプラインでQS3,000『Volcom Pipe Pro』が開催されます。

『Da Hui Backdoor Shootout』結果
1位 タイラー・ニュートン
2位 ジェイミー・オブライエン
3位 松岡慧斗
4位 中村昭太
5位 ブルース・アイアンズ

チーム
1位 Weed Maps
2位 North Shore Surf Shop
3位 Quiksilver
4位 DaHui Wax
5位 Volcom
6位 Team Japan
7位 CBD MD
8位 Hui O He’e Nalu

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(中村昭太)
PHOTO:© Masao Sakurai

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(左から松岡慧斗、堀口真平、中村昭太)
PHOTO:© Masao Sakurai

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