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JPSAロングボード最終戦『クリオマンション 茅ヶ崎ロングボードプロ』終了!

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すでに浜瀬海が2年連続のタイトルを獲得した2018年のJPSAロングボードシリーズ。
最終戦『クリオマンション 茅ヶ崎ロングボードプロ』が10月6日〜7日に茅ヶ崎・パークで開催されました。

昨年はコンディション不良のために後日千葉の千倉で終了させたほどでしたが、今年は台風25号からのウネリがヒットして特に初日は十分過ぎる波に恵まれていました。
7日の最終日はコシ〜ハラサイズで南よりのオンショアが入った難しいコンディション。

ディフェンディングチャンピオンの秋本祥平がSFで敗退した一方、浜瀬海は全てのヒートを1位通過でファイナル進出。
これで5戦全てファイナル進出とグランドチャンピオンの貫禄を見せていました。

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(井上鷹)

ファイナルは今シーズン急騰してきた17歳の井上鷹がアグレッシブなモダンマニューバーとノーズライドのコンビネーションで6.75をマーク。
一方、湘南の堀井哲がフェイドターンからのノーズライド、大きなターンからインサイドまで繋いで6.15と上手さを見せ、3.90のバックアップスコアを重ねてトップに立ちます。
中盤、井上鷹がハングファイブからハングテンの繰り返しで6.65をスコアして逆転に成功。
忙しく波に乗る浜瀬海が長いノーズライドで6.80を返して2位に浮上しますが、ニード6.60のシチュエーションで4.70止まり。
最後は浜瀬海が井上鷹に執拗にピッタリ過ぎ!?のマークでプレッシャーをかける場面も...。
見事に井上鷹が逃げ切り、JPSA初優勝を決めました。

「最高です。鵠沼の時も優勝出来なくて、グラチャンも逃したので、今度こそは優勝しようと思っていました。最後締めることが出来て良かったです。来年こそはグラチャンを目指して頑張りますので、応援宜しくお願いします」

宮崎県・伊比井をホームとしてショートボードのプロでもある井上鷹。
ロングボードでは開幕戦、第2戦と2位、第3戦、第4戦で3位と堂々の結果を残してランキング2位。
来年も他の選手にとって怖い存在になりそうです。

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(田岡なつみ)

女子は1勝同士の田岡なつみ、小山みなみによる僅か40ポイント差のタイトル争い。
2位の小山みなみは田岡なつみを最低でも上回る結果を残すのが逆転の条件でした。

そして、両者共にファイナルに進出。
序盤に5ポイント台をスコアした二人のトップ争いで進行。
4.95のバックアップスコアを重ねた小山みなみがリードで迎えた後半、田岡なつみはセットのライトの波で難しいセクションでのノーズライドをメイク。
このライディングに6.00がコールされて逆転に成功。
プライオリティを持っていた小山みなみは終了間際にライトの波に乗るものの、ニード6.05のシチュエーションで4.95と届かず...。
田岡なつみが今シーズン2勝目を決めて2年連続のタイトルも獲得しました。

「SFは自分の思い通りにいかなくて、凄い反省点が一杯あった中、次に絶対同じ間違いをしないようにと思い、ファイナルに臨んでしっかり出来たので良かったです」

友人、スポンサー、家族に感謝の気持ちを伝える時は感情が溢れて泣き出してしまった彼女。
最後に来年もJPSAを全戦回り、グランドチャンピオンを狙うと話していました。

JPSAロングボード最終戦
『クリオマンション 茅ヶ崎ロングボードプロ』結果

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1位 井上鷹
2位 浜瀬海
3位 堀井哲
4位 櫻岡甲太

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女子
1位 田岡なつみ
2位 小山みなみ
3位 吉川広夏
4位 菅谷裕美

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(2018年グランドチャンピオン 浜瀬海&田岡なつみ)

JPSA公式サイト

photo: 日本プロサーフィン連盟(JPSA)

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