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CT第7戦『Tahiti Pro Teahupoo』2日目 五十嵐カノア、ライト兄弟がラウンドアップ!

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PHOTO: © WSL/Cestari

南太平洋に浮かぶ美しい島、タヒチのチョープーで開催中のCT第7戦『Tahiti Pro Teahupoo』
現地時間8月13日に2日目を迎え、R2のH4から再開してH12まで進行。
R3を戦う24名が決定しました。

前日に入った南よりのウネリがピークを過ぎてしまい、公式3-5ftレンジ。
風の影響もあり、バレルになる波は極端に少なく、チョープーらしからぬターンやエアリアル勝負となったこの日。
いくつかの番狂わせがありながらも、ディフェンディングチャンピオンであり、現在ランキング2位のジュリアン・ウィルソン(AUS)がR2で敗れた初日と比べると大きな波乱はありませんでした。

「J-bay」で3位、『Vans US Open of Surfing』で2連覇を果たし、勢いに乗っている五十嵐カノア(JPN・写真最上部)はウィルコことマット・ウィルキンソン(AUS)と対戦。
序盤からターン勝負、フロントサイドになるウィルコに対してバックサイドのカノアの方が際どいセクションを攻めていた印象。
クロスゲームながらラウンドアップを決めていました。

「ヒートが始まる10〜15分前に歩いてここに来たんだ。会場に早く来て波を見過ぎるのを避けたのさ。着いた時にはすでにオンショアで、みんなターンをしていから、昨日とは違うサーフボードを選んだよ。今日はバレルのことを考えず、ターン勝負でいこうと自分にも言い聞かせたね。この場所での通常のサーフィンとは大きく違うけど、私達がいつもやっている波よりはベターさ」

ルーキーイヤーにパイプラインで2位に入ったことで分かる通り、レフトのバレルは得意のカノア。
しかし、この日のようなターン勝負でもスマートな試合運びでベテランを倒すことが出来るのも彼の強み。
次のR3ではエイドリアーノ・デ・ソウザ(BRA)と対戦します。

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PHOTO: © WSL/Cestari

足の怪我が完治していないケリー・スレーター(USA)のリプレイスメントとして参加しているマイキー・ライト(AUS)は同じくリプレイスメントのミゲル・プーポ(BRA)と対戦して勝利。
WSLから異例の待遇を受け、今年は7戦中6戦目の出場となるマイキー。
バリ島では2戦続けて3位に入り、ランキングも兄のオーウェンよりも上の9位。
この日はそのオーウェンもツアー2年目のジョアン・ドゥルー(FRA)を相手に快勝したため、兄弟で揃ってR3進出。

「今朝はちょっと難しいスタートだったけど、上手く切り抜けたよ。待ちに待って乗った一本はいくつかのターンが出来た。あれはまるで薄い氷上を走っているようで楽しかったね。インサイドで擦り傷が出来たけど、大したことはない。次のR3に進めて嬉しいさ」

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PHOTO: © WSL/Cestari

次のR3でマイキーと対戦するのはルーキーのヤゴ・ドラ(BRA・写真上)
ブラジルで5位に入った以外は全て最下位か13位と苦戦していますが、まだ22歳ということを考えるとまだまだこれからの選手と言えます。
同じルーキーのブラジリアン、トーマス・ヘルメスとのH12ではファーストターンからテールハイ・エアーリバースをメイク。
初日にフィリッペ・トレドが出したハイエストスコアに並ぶ8.50がコールされ、トーマスに圧勝。

「ここで勝つには、コンディションに合わせて準備する必要がある。私達はビッグバレルを望んでいるけど、バレルが無くてもハイパフォーマンス可能な波さ。自分にとって厳しいシーズンを送っている。R3に進めてストークしているよ」

その他にR3進出を決めたのはイアン・ゴウベイア(BRA)、マイケル・フェブラリー(ZAF)、マイケル・ロドリゲス(BRA)、ジェレミー・フローレス(FRA)、ジェシー・メンデス(BRA)

ネクストコールは現地時間8月14日の早朝7時(日本時間8月14日深夜2時)
オフィシャルフォーキャストの「Surfline」によると南南西ウネリは弱まる傾向となる予報。
次のウネリは15日後半〜16日の予想。

WSL公式サイト


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