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「バリ島家族トリップ2018年春③」

年齢を重ねれば旅のスタイルも変わる。
今回のコラム「One Earth」はバリ島へのサーフトリップを考えているパパさんサーファーの参考になるストーリー。
この旅もそろそろクライマックス。
見逃した方はぜひ第1話から見直してみてください。

「バリ島家族トリップ2018年春①」

「バリ島家族トリップ2018年春②」



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若い頃は何が何でも波乗りを優先させていた僕も、家庭を持って少し変わった。
今回は行先がバリ。しかし、僕のサーフィントリップでなく、あくまでも家族旅行と計画時から決めていた。

仲の良い友達からは偽善者と言われそうだが、奥さんや子供達が喜んでいる顔を作るのが目的なのだ。
そして、この旅行のために僕にしては珍しく事前に色々下調べをして必要に応じて予約もしておいた。

子供達は「乗馬」
奥さんはヨガの講師をやっているので、スピリチャルなバリ島で是非ヨガをやりたいとのリクエストだった。

2日目の朝、海から戻ると6年前からバリに住んでいる日本人の友人が訪ねて来てくれた。
友人と僕の家族で昼食に行くことに。出向いたカフェはバリとは思えないほどオシャレ。
値段は高いけど、とても雰囲気の良い場所だった。

ほんとバリは変わったとつくづく思う...。

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(チャングーにはオシャレなカフェがいたるところにある)

食事の後、再びVillaに戻って少し涼しくなる時間までプールで遊びをすると乗馬場へタクシーで向かった。
日が傾く時間に家族全員で馬に乗って田んぼのあぜ道を散歩した。

凄く良い時間だった。



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Day3

翌朝、長女がもう一度乗馬を習いたいと言ったので、波をチェックすることすら諦めて昨日の乗馬場へ向かった。

乗馬が終わると今度は奥さんのリクエストだった由緒ある?チャングーのヨガ道場へ向かった。
バリは少しスピリチャルな空気を感じる島、道場では大勢のヨーロピアンたちがヨガをやっていた。
僕の奥さんは英語も話せないのにみっちりレッスンを受けた。
その間、僕は子供達とヨガ道場の周りでキャッキャと遊んでいた。

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(ヨガはバリでも大流行)

午後Villaに戻ると今度は皆で海へ行くことにした。

借りていたスクーターに家族4人で跨って海まで慎重に運転した。
到着すると海は強烈なサイドからの風。
しかも、ダブルオーバーくらいにサイズアップしていてノーサーフ状態。
日本ではマイナーなカイトサーフをやっている人たちがいた...。



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(サイズが上がり、風も強く、水平線まで波がブレイクしていた)
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(象に乗る貴重な体験も)

Day4

相変わらずチャングーはクローズでノーサーフ状態。

この日は午前中にヨガ教室へ行き、Villaに戻り、チェックアウトして動物園に移動することになっていた。

サーフィンを諦めた僕は帰りの飛行機にサーフボードを乗せるため、サーフショップでエアパッキンを巻いてもらえないかと聞いてみた。
預け荷物無しで日本からボードケースを持ってきていなかったのだ。

「10ドルでやるよ!」とサーフショップのお兄さんが快く引き受けてくれ、10分ほどで梱包が完了した。

ありがとうといって持ち上げるといきなりプチプチと音を立ててエアパッキンが破裂していく。
エアパッキンがインドネシアクオリティだったのだ。
飛行機に乗せる頃にはただのサランラップを巻いたようにしかならないのが想像できたが、もう時間はない。
腹を括るしかなさそうだ...。
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(はたして無事に日本に持って帰れるだろうか?)

続く。

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