コンテスト
JPSAロングボード第2戦『太東ロングボードプロ』終了!
秋本祥平&植村未来の優勝で開幕した今年のJPSAロングボードシリーズ。
第2戦『太東ロングボードプロ』は千葉の太東に舞台を移動して5月26日〜27日にサーフタウンフェスタのメインイベントとして開催。
スモールコンディションにオンショア、1桁のロースコア勝負が中心。
更に隣の志田下でQS6,000『Ichinomiya Chiba Open』が開催されていたこともあり、注目度は低かったものの、後半のラウンドはプロらしいハイレベルな戦いとなり、開幕戦に引続き、浜瀬海、井上鷹、秋本祥平がファイナル進出。
ディフェンディングチャンピオンの森大騎を加えた4人ヒートは浜瀬海が序盤からリード。
フロントサイドでハングファイブからハングテン、インサイドまで繋いで6.00をスコア。
昨年プロ資格を得たばかりで開幕戦で2位に入っていた宮崎出身の17歳、井上鷹が独特のスタイルで追い上げますが後半に5.00のバックアップスコアを重ねた浜瀬海が優勝。
昨年、JPSAロングボードシリーズ参戦1年目にしてグランドチャンピオンを獲得した浜瀬海。
今年は中国・海南島で開催された『2018 ISA World Longboard Surfing Championship』の日本代表として戦ったことで更にスキルが上がり、前週、強いオンショアによるジャンクコンディションで開催された特別戦『OSHMAN’S STYLE MASTERS 2018』でも優勝。
小波でもサイズがある波でもコンスタントにスコアを出せるのは彼の強みであり、今年もタイトル争いに絡む可能性は高いでしょう。
ランキングでは開幕戦の4位、今回の優勝で総合3位。
カレントリーダーは開幕戦で優勝、今回3位だった秋本祥平、2位に井上鷹と続きます。
ちなみにコンテスト翌日の5月28日は誕生日。
浜瀬海はまだ21歳の若さです。
女子はディフェンディングチャンピオン並びに昨年のグランドチャンピオン田岡なつみを始め、2014年から3年連続でグランドチャンピオンを獲得した吉川広夏、昨年、彗星の如く現れてランキング2位になった小山みなみ、ベテランの小栗瑞恵がファイナルへ。
序盤から主導権を握ったのは吉川広夏。
一本目でアウトからのセットを掴み、掘れてきたセクションでハングファイブ。上手くインサイドまで繋いで5.25をスコア。
3.00のバックアップスコアを重ねてリード。
唯一のグーフィーフッター、小山みなみもスタイリッシュなハングファイブを披露しますが、4.00とスコアは伸びず...。
後半、田岡なつみはクロスステップからのハングファイブ、フィニッシュまでメイクして5.75とファイナルのハイエストをマークして2位に浮上。
ニード3.30のシチュエーションと十分逆転は可能だったものの、ポテンシャルがある波は入らず、吉川広夏が最後までトップを守ったまま優勝。
ランキングでは開幕戦3位、今回の優勝で吉川広夏がカレントリーダーの座を手に入れ、2位は開幕戦優勝、今回SFで敗れた植村未来、3位は小高惠子。
吉川広夏は海外遠征で3戦、4戦はキャンセルする予定。
次の第3戦は6月2日〜3日に千葉・千倉で開催される『9GATES PRO CHIKUR』
JPSAロングボード第2戦
『太東ロングボードプロ』結果
1位 浜瀬海
2位 井上鷹
3位 秋本祥平
4位 森大騎
女子
1位 吉川広夏
2位 田岡なつみ
3位 小山みなみ
4位 小栗瑞恵
JPSA公式サイト
photo: 日本プロサーフィン連盟(JPSA)
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