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『interstyle08february』リポート
サーフ、スノー、スケートとファッションを融合した合同展示会「interstyle08february」が去る2/19(火)から2/21(木)の3日間、パシフィコ横浜で開催されました。サーファーの間でもすっかりお馴染みのインタースタイルですが、前回までと大きく違う点は、初めてスノーゾーンが増設されたこと。会場の大きさはもちろん、201社497ブランドが出展する過去最大規模での開催となりました。
気になる会場の様子は、前回’07秋のインタースタイルと比べサーフ系ブランドの出展が多く、特にサーフボードメーカーのブースが全体的に目立ちました。従来のショートやロングに加え、既に市場に定着しているトランジッション系のボードやパドルボードなどをラインップするメーカーもあり、様々なスタイルでサーフィンを楽しめることが実感できたのではないでしょうか。
そして、もう一つ感じたことはボードシステムも日々進化しているということ。去年話題になったパラボリックやカーボンレールを使ったモデルを使った新しいシステムが多く見られたのを始め、ノーストリンガーのフォームや、ストリンガーがボードの内側に向って湾曲したモデルも登場し、各メーカーのサーフィンに対する情熱と努力が垣間見えました。この中に次のスタンダードとなる技術があるのかもしれません。
また、インタースタイルでの楽しみの一つに業界の著名人に出会えること。今回もJCのシェイパーであるジョン・カーパーやチャネルアイランズのシェイパー、アル・メリック、ライダーのカラニ・ロブが来場し、この滅多に無いチャンスにサイン会や講習会には大勢の人が集まっていました。
もちろん今回も特設ランページが設置された他、イベントも多数開催され、会場のボルテージも好調な3日間。最新のサーフギア、グッズ、今夏のサーフウェアなどが並べられ、熱のこもった商談シーンが各ブースで見られ、オンシーズンへ動き始めたサーフシーンを一足早くチェックできた展示会となりました。
BCMが3日間の会期中にチェックした各ブースの様子をスナップでレポート!
【出展ブースの一部を紹介】
(左)新しいグリップシート”NEWAX”/ビーチカルチャー
(中)ライチパワーでリニューアル”ZEN NUTRITION”/ビーチカルチャー
(右)ロングやパドボ、カヤックをメインに展開するBicSport/BicSport
(左)HYNSONやKane Gardenなどのモールドボードをメインに展開するボードワークス
(中)’07よりHYNSONのシェイプボードも展開/ボードワークス
(右)イチオシはC4のパドルボード/ボードワークス
(左)チャネル・アイランズのブースにはシェイパーのアル・メリックやライダーのカラニ・ロブの姿も
(中)’08ニューモデルを展示/チャネル・アイランズ
(右)新しく展開されたアパレルやアクセサリー/チャネル・アイランズ
(左)ラプター、FCS、フィーチャーの3種類のボックスで展開するラプターフィン/チャーリー
(中)CHEMISTRYのシェイパーJason Bennett/CHEMISTRY SURFBOARDS
(右)中心に湾曲するストリンガーやノーストリンガーなど様々なブランクスを制作/(有)ドリームドライブ
(左)ダカインセールスオススメの新作デッキパッチ/ダカインジャパン
(中)今シーズンのダカインは柄ものが中心/ダカインジャパン
(右)ボックスを楕円にシェイプすることでオンフィンに近いフィーリングを出すLOK BOX/G.Kコーポレーション
(左)パラボリックの先駆け的存在「FIRE WIRE」
(中)カーボンの骨組みを組み込む新技術。日本では50本ほどの限定販売/FIRE WIRE JAPAN
(右)FIRE WIRE JAPAN代表の進藤晃プロ
(左)3Dimension、JC HAWAIIを展開するGファクトリー
(中)市東重明プロのシグニチャーモデルとレトロツイン/Gファクトリー
(右)ストリンガーを使わず強度と反発性を保つJCの新技術/Gファクトリー
(左)インタースタイル初出展のGRACE SURFBOARDS
(中)評価は未知数ながらノーストリンガーやパラボリックが新しい流れとなる/GRACE SURFBOARDS
(左)5倍に伸ばしてもきれないクリエイチャーのリーシュとアクセサリー/マニューバーライン
(左)Freestyleの新作TIDE3.0/マニューバーライン
(中)ポップなカラーで新しくなったSHARK CLASSIC 80’s/マニューバーライン
(右)US BLANKSもパラボリックブランクスを提供/マニューバーライン
(左)OFEのブース。JSやSMAC、SOUL RIDERSなど多数のブランドを扱う。
(中)6STARサーフボード/OFE
(右)JSのカーボンレールモデル/OFE
(左)メイヘムとコリー・ロペスが共同開発したプレセボ/ラスオラス
(中)始めからデッキに”へこみ加工”を施した新デザイン/ラスオラス
(右)コリー・ロペス、ブレッド・シンプソン、ジュリアン・ウィルソンをサポートするBLACK LINE/Rialize,inc
(左)サーフ、スケート、音楽など様々なジャンルをカバーするC1RCA/Rialize,inc
(中)リップカールはTOKORO、DHD、BILL JOHNSONのシェイパーを起用/アールシージャパン
(右)リップカール’08の新作ウェット
(左)JSがデザインしたJS-1とダレン・ハンドレー設計のDHD-2/サーフハードウェアインターナショナルジャパン
(中)人気のケリーのシグニチャーモデル/サーフハードウェアインターナショナルジャパン
(左)GORILLA GRIPとエスキモー・ブランクス/サーフハードウェアインターナショナルジャパン
(左)サーフテックジャパンのブース
(中)TUFLITEとTL2で各シェイパーのモデルを展開/サーフテックジャパン
(右)イチオシのSTRETCHのシェイプモデル/サーフテックジャパン
(左)VENUS BLANKSのブース/MEISEI INDUSTRIAL Co.,Ltd.
(中)VON ZIPPERのブース/(株)アール・エス・エス
(右)4DIMENSIONSのウェット/(株)アール・エス・エス
(左)ドロップアウトのニューモデル/ワールドワイド(株)
(中)ドロップアウトライダーの沼尻プロ。パラボリックボードの特長を説明。
(右)SABREのブース。ニューモデルがずらり/(株)ワイティーエス
詳細についてはインタースタイルホームページでチェックできます。
http://www.interstyle.jp/
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