(今週の波)
●台湾:台東
天気:晴・曇(通り雨も)
気温:14〜25℃
水温:23〜24℃
ウエットスーツ:トランクス(日焼け止めのラッシュガード)〜タッパー
(季節風が強い時はロンスプ)
波:【週の中盤〜週末】
大きなサイズ変化こそなかったものの、時間帯を選べば楽しめた日が多かった一週間。
2月10日〜16日にかけては旧正月の長期休暇で海も賑わっていました。
11(木)は東河河口、金樽漁港共にムネ〜カタサイズ。北東風が僅かに吹いた程度でクリーンなフェイスを維持してくれ、東河河口の北側、金樽漁港の正面はグッドコンディション。
12(金)は東河河口、金樽漁港共にムネ前後で朝の内は弱い北風で影響は少なく、ライド可能だったものの、日中は東海上の低気圧の影響などで北東風が強まり、コンディションは悪化傾向になっていました。
週末は低気圧が遠ざかり、風もおさまってコンディションは回復。サイズ的にはカタ前後のセットが入った13(土)がピークで14(日)はコシ〜ハラ程度。
朝は潮が上げて割れづらい中、金樽漁港の正面は厚めながらロングやミッドレングスならインサイドまでライド可能。お昼頃にかけて潮が引いてくると割れやすくなり、ショートでもアクション入れて楽しめる波に変化していました。
【週明け】
週明け15(月)は朝の内風が弱く、東河河口、金樽漁港共にコシ〜ハラサイズ。潮が上げて割れづらく、ロングやミッドレングスがベター。お昼頃にかけては北東風が強まってしまい、影響がネックになっていました。
16(火)は前日の風波の残りを中心に胸前後のサイズがあり、風も弱く、特にお昼頃からの潮が動いた時間帯は東河河口、金樽漁港共にライト、レフトありのグッドコンディション!
冬型の気圧配置が強まった17(水)は朝から北東の季節風が強く、後半にかけてサイズアップ傾向ながら、上級者でもショートライドまでの厳しい状況に...。
〜トピックス〜
世界的に新型コロナウイルスのワクチン確保の競争が勃発している中、台湾ではドイツのバイオ医薬「ビオンテック」と交渉していた500万回分のワクチン確保に失敗。それには中国当局の介入を示唆しています。
それでも2月10日時点で2000万回分を確保しており、国内でのワクチン開発も進めているそうです。
日本台湾交流協会
外務省 海外安全ホームページ 台湾
●今週末のSwellは?
この予想は気象衛星NOAAとUS Navy(米国海軍)の波浪予測データに基づいた総合的な予想です。
(2月19日時点での予想)
▼台湾:週末は冬型の気圧配置が緩んで風もおさまる見込み。
風波でサイズも残り、グッドコンディションが期待出来そう。
なお、週末は台風1号がフィリンピン付近を移動する模様。
フィリピンの西海上に抜ける週明けには影響が出てきそうです。
※この台東波情報は、原則として週1回毎週金曜日の更新でお届けしています。
次回の更新は2月26日金曜日を予定しています。