(今週の波・2月12日のハンティントンビーチ)

●サウスカリフォルニア
天気:晴・曇
平均気温:20℃
平均水温:13〜14℃
ウエットスーツ:フルスーツ

波:しばらく続いているスモールコンディションに変化はなく、9(火)は弱い西北西ウネリ、南南西ウネリの1ft(ヒザ〜モモ)、トラッセルズなどを中心に南風の影響もネックになっていました。
10(水)は更にサイズダウン、珍しくフラットになった場所もあり、西風の影響も入った厳しいコンディション。
西〜西北西ウネリが僅かに強まった11(木)は1ft前後(ヒザ〜コシ)から少し大きめのセットも入り、風が弱かったソルトクリーク、ハンティントンビーチなどはなんとかライド可能でした。
12(金)は西よりの風が非常に強く、サイズアップ傾向ながらジャンクでNo Surf。

週末13(土)は前日の風波の残りで1-2ftレンジ(コシ〜ハラ)のサイズ。
南〜南南東風の影響が目立ちながらもソルトクリーク、ハンティントンビーチなどを中心にライド可能まで回復していました。
14(日)は新しい北西ウネリが入り、敏感な場所は2-4ftレンジ(ムネ〜カタ)までサイズアップ。
西よりの風の影響が入りながらも贅沢さえ言わなければ広い範囲で楽しめていました。
週明け15(月)も北西ウネリが続き、風は南〜南南東。トラッセルズなどは風の影響で厳しいコンディション、ソルトクリークなどの風をかわす場所がベターでした。

〜トピックス〜
全米で最も新型コロナウイルスの感染者が多いカリフォルニア。
その対応に不満を持った住民がニューサム知事のリコールを求めて運動を始め、すでに住民投票の実施に必要な9割を上回る署名が集まっています。
今回のようなコロナでのリコール運動に発展した州は他になく、世論調査で最も多かった意見は「一貫性のなさ」でした。

在ロサンゼルス日本国総領事館


●今週末のSwellは?
この予想は気象衛星NOAAとUS Navy(米国海軍)の波浪予測データに基づいた総合的な予想です。

(2月16日時点での予想)
▼サウスカリフォルニア:週の中盤は南南西ウネリが強まり、朝夕は風も弱い見込み。
週末にはサイズダウン傾向、南西風、後半は北東風が入りやすくなる見込み。

※このサウスカリフォルニア波情報は、原則として週1回毎週火曜日の更新でお届けしています。
次回の更新は2月23日火曜日を予定しています。