(今週の波・1月16日のマンリービーチ)

●オーストラリア:NSW(ニューサウスウェールズ)・シドニー近郊
天気:晴・曇
気温:17〜28℃
水温:23℃
ウエットスーツ:タッパー〜スプリング

波:【週の中盤〜週末】
日本と反対の南半球のオーストラリアは夏本番。
安定した晴れと気温の上昇により、ビーチは賑やかになっていました。
波の方は13(水)〜14(木)にかけて1ft前後(ヒザ〜コシ)の北東ウネリに北東風。
スモール&バンピーの物足りないコンディションに日中は30度近くまで気温が上昇。
サーファーよりも海水浴客の姿の方が目立ってました。
15(金)は新しい南ウネリが入り、朝は南西風。マンリーなどの風をかわす場所は1-2ftレンジ(コシ〜ハラ)で、最近の中では遊べるコンディション。
天気も良く、気持ち良いサーフィン日和に恵まれていました。
16(土)〜17(日)も南ウネリが続き、西〜南西風でクリーンなフェイスの場所が多く、ロング、ミッドレングスを中心にライド可能。
引き続き晴天に恵まれ、穏やかな週末でした。

【週明け】
週明け18(月)はサイズダウンに加え、朝から北東風が強く、厳しいコンディション。
マンリーは1ft(ヒザ〜モモ)でサーファーの姿も僅かでした。
19(火)は南東風が強く、風波でサイズアップ傾向ながら厳しい状況が続いていました。

〜トピックス〜
サーフィンコンテストはハワイで1戦行われた後、次のオーストラリア戦まで中止と延期になっていますが、テニスでは今年最初のグランドスラムである「オーストラリアオープン」が2月8日〜21日にメルボルン・パークで開催予定。
テニス協会は新型コロナウイルスの感染拡大防止の徹底はもちろん、15機のチャーター便、早めの現地入りを推奨するなどの対策をして大会実現を目指しています。
すでに予選ラウンドは終了、1月29日には大坂なおみを始めとしたトップ選手によるエキビションマッチが行われる予定です。

在オーストラリア日本国大使館


●今週末のSwellは?
この予想は気象衛星NOAAとUS Navy(米国海軍)の波浪予測データに基づいた総合的な予想です。

(1月19日時点での予想)
▼オーストラリア(NSW):週の中盤は南〜南東ウネリが強まることが予想されていますが、風は不安定になる見込み。
週末は前半サイズダウン、後半は北東ウネリが強まる予想。
日中は北東風が強まる見込みなので、早めの行動が良さそう。

※このNSW(ニューサウスウェールズ)・シドニー近郊波情報は、原則として週1回毎週火曜日の更新でお届けしています。
次回の更新は1月26日火曜日を予定しています。