(今週の波)
●台湾:台東
天気:晴・曇(通り雨も)
気温:24〜30℃
水温:26〜28℃
ウエットスーツ:トランクス(日焼け止めのラッシュガード)〜タッパー
波:【週の中盤〜週末】
先週末からおさまる傾向となっていた北東の季節風が再び強まりやすくなっていた一週間。
15(木)は北東の風波で東河河口、金樽漁港共にカタ前後までサイズアップ。サイズがある分、ショートライド中心に出来たものの、基本的には物足りないコンディションでした。
風が少しおさまった16(金)の朝は波質も改善。特に東河河口は胸前後で北側のライトが形良く、アクション入れながらライド可能。この日はお昼前後に北東風が強まり、夕方は少し風がおさまっていました。
週末は17(土)がベスト。弱い北東風で東河河口、金樽漁港共に胸前後のサイズ。金樽漁港の正面はライト・レフト共にあり、ロングを中心にアウトからインサイドまで乗れる波も。
18(日)は北東風が少し強まり、カタ前後までサイズアップ。東河河口の北側はライト・レフト共に厚めながらロング中心にライド可能。ショートでもパワーゾーンをキープ出来るサーファーなら距離が乗れていました。
【週明け】
週明け19(月)は北東風が弱まり、東河河口はムネ前後のサイズで北側、南側共にライト・レフトあり。特に潮が動く時間帯はショートでもアクション入れてライド可能とまずまずのコンディション。
一時的に西高東低の気圧配置が強まった20(火)は北東風が強まり、カタ〜頭までサイズアップ。東河河口、金樽漁港共に風の影響が大きく出る中、金樽漁港のレフトのみフェイスがあり、速めのブレイクながら上級者ならたまに乗れる波も。
強い風のピークが過ぎた21(水)は金樽漁港が回復。ムネ前後で正面のライト・レフトはロング向けの厚めのブレイク。右側のレフトは速めのブレイクでショート向けでした。
〜トピックス〜
PHOTO:© WSL/BARRIPP
・2年連続、金樽漁港で開催されていた18歳以下のジュニアの世界一を決めるWJCこと『World Junior Championships』
昨年は都筑有夢路が日本人初優勝を決めて大きな話題になっていました。
2020年も11月に金樽漁港で開催予定でしたが、新型コロナウイルスの影響で中止が決定しています。
・新型コロナウイルスの感染者が他国より圧倒的に抑えられている台湾。
台湾の航空会社、チャイナエアラインの日本往復の増便に加え、10月から日本航空がら羽田〜台北の線を週3便体制で運行再開。
更に10月25日からはLCCのピーチが3月20日の全路線運休以降、約7ヶ月ぶりに日本〜台北の便を再開する予定です。
日本台湾交流協会
外務省 海外安全ホームページ 台湾
●今週末のSwellは?
この予想は気象衛星NOAAとUS Navy(米国海軍)の波浪予測データに基づいた総合的な予想です。
(10月23日時点での予想)
▼台湾:週末は前半をピークに西高東低の冬型の気圧配置が強まる模様。
北東の季節風が強まり、サイズアップする可能性があります。
後半はピークが過ぎて風もおさまる傾向となる見込み。
※この台東波情報は、原則として週1回毎週金曜日の更新でお届けしています。
次回の更新は10月30日金曜日を予定しています。