(今週の波)
●台湾:台東
天気：晴・曇(通り雨も)
気温：25〜35℃
水温：26〜27℃
ウエットスーツ：トランクス(日焼け止めのラッシュガード)〜タッパー
波：【週の中盤〜週末】
フィリピン付近から台湾付近へ移動した熱帯低気圧が台風2号に発達。
久々に大きな変化が出ていました。
11(木)は潮が動く時間帯にロングやSUPでなんとか出来る程度のスモールコンディションでしたが、12(金)は午後からウネリが入り始め、コシ〜ハラまでサイズアップ。ロングやミッドレングス、ショートでも浮力があるボードであればアクションを入れながらライド可能。
週末13(土)はウネリがピークを迎え、東河河口、金樽漁港共にカタ〜頭、セットでオーバーヘッド。南西風がたまに少し強めに吹く程度で影響は少なく、グッドコンディション。
東河河口は北側がライト・レフト共にピークのハッキリした「A-frame」の波となり、金樽漁港は正面のライト・レフトがロングライド可能なロングウォールの波になっていました。
台風2号が衰退して大陸に反れた14(日)は朝の内がベスト。、東河河口、金樽漁港共にムネ前後のサイズが残り、Fun Wave。
夕方にかけてはサイズダウンが進んでいました。
【週明け】
週明けは高気圧圏内となり、サイズダウン傾向。
15(月)は東河河口、金樽漁港共にコシ〜ハラ。東河河口は割れづらく、ショアブレイク気味。金樽漁港は正面のセットを選べば浮力があるフィッシュなどはターンして乗り繋げられる波もあり。夕方にかけては南よりの風が強まり、影響がネックになっていました。
16(火)は1サイズダウンして東河河口はショアブレイク気味。金樽漁港の正面はロングやSUPならウネリから乗ってクルーズ可能な波があり、なんとか楽しめるコンディション。
17(水)は金樽漁港でもヒザ〜モモ。午前の潮が引いている時間帯にロングやSUPで少し横に滑れる程度。
1サイズ大きかった北部のビーチブレイクはロングやソフトボードのサーファーが集まり、メローな雰囲気でした。
〜トピックス〜
台湾では新型コロナウイルスに関する規制が緩和傾向。
6月22日より短期滞在のビジネス関係者の入境を一部緩和する措置を発表しています。
日本台湾交流協会
外務省 海外安全ホームページ 台湾
●今週末のＳｗｅｌｌは？
この予想は気象衛星ＮＯＡＡとＵＳ Ｎａｖｙ(米国海軍)の波浪予測データに基づいた総合的な予想です。
（6月19日時点での予想)
▼台湾：週末は前線の影響などで南よりの風が入りやすくなる見込み。
風波が多少強まる可能性がありますが、基本的にはスモールコンディションが続くことが予想されます。
※この台東波情報は、原則として週1回毎週金曜日の更新でお届けしています。
次回の更新は6月26日金曜日を予定しています。