(今週の波・20日のバックドア)

●ハワイ:オアフ島
天気:晴・曇(通り雨も)
平均気温:25℃
平均水温:23℃
ウエットスーツ:タッパー〜スプリング

波:【ノースショア】
週明けに引き続き、14(火)も風は弱く、北北西ウネリの残りで2-4ftレンジ(ムネ〜カタ)のラニアケアを中心にライド可能。
天気も良く、多くのサーファーで賑わっていました。
15(水)〜16(木)はトレードウィンドが強まる中、新しい西北西ウネリに反応。パイプライン周辺が6-8ftレンジ(ヘッドオーバー〜ダブル)のソリッドなコンディションとなり、ローカルセッションになっていました。
西北西ウネリのピークが過ぎた17(金)は3-5ftレンジ(カタ〜頭)のFun Wave。
週末18(土)もトレードウィンドが持続する中、新しい西北西ウネリが入り、3-5ftレンジ。ピークとなった19(日)は8-10ftまで変化が出て風もおさまり、パイプライン周辺はグッドコンディションに恵まれていました。
週明け20(月)も西北西ウネリが続き、風も弱く、まるでハイシーズンのような賑わいでした。

【タウン周辺】
新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐために不要不急の外出禁止令が発令中のハワイ。
普段は賑やかなワイキキも観光客の姿は全くなく、まるでゴーストタウン。
しかし、サーフィンはエクササイズとして認められているため、海はまずまずの賑わいでした。
波の方は14(火)は2-3ftレンジ(コシ〜ムネ)の南南西ウネリで風も弱く、Fun Wave。
トレードウィンドが強まった15(水)〜16(木)はサイズダウン。風をかわすクイーンズ以西でロングやSUPでのサーフィンがベターでした。
17(金)〜18(土)もトレードウィンドが持続。風をかわすクイーンズ以西は変わらずのスモールコンディション。
風がおさまった19(日)は2-3ftレンジのダイヤモンドヘッド周辺がベストでした。
週明け20(月)も風は弱く、2-3ftレンジの南南西ウネリが入り、Fun Waveに恵まれていました。

〜トピックス〜
新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、不要不急の外出禁止令が発令中。
4月30日までは食料や日常品の調達、医療機関への訪問などを除き、不要不急の外出が禁止されていますが、サーファーには寛大でワイキキを含めて海に入っている分にはOKだそうです。
但し、失業者が増えて混雑している場所が目立っているので、ソーシャルディスタンスが守れない場合は規制が入る可能性も...。
なお、ハワイでの感染者は4月12日現在499名、その内オアフ島は350名でしたが、4月19日現在感染者が580名、その内オアフ島は385名。
規制が厳しいこともあり、本国より抑えられています。

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に関する情報


●今週末のSwellは?
この予想は気象衛星NOAAとUS Navy(米国海軍)の波浪予測データに基づいた総合的な予想です。

(4月21日時点での予想)
▼ハワイ諸島(オアフ島):ノースショアでは週の中盤に10ftクラスの北北西ウネリ、週末は20ftクラスの北西ウネリが入ることが予想されています。
週の中盤からはトレードウィンドが戻り、週末にかけて強まる見込み。
タウン周辺では週の前半に大きめの南南西ウネリが入るものの、週末にはサイズダウン。
トレードウィンドも強く、風をかわすクイーンズ以西はスモールコンディションが予想されます。

※このオアフ島波情報は、原則として週1回毎週火曜日の更新でお届けしています。
次回の更新は4月28日火曜日を予定しています。