(31(水)のサンセットビーチ 『HIC Pro』)
PHOTO:© WSL/Heff

●ハワイ:オアフ島
天気:晴・曇(30日は雨、その他通り雨も)
平均気温:25℃
平均水温:23℃
ウエットスーツ:タッパー〜スプリング

波:【ノースショア】
週明けは一気にサイズダウンしていたノースショアでしたが、30(火)の後半には南西のコナウィンドが吹き込む中、新しい北西ウネリが入り、ピークとなった31(水)は6-8ftレンジ(ヘッドオーバー〜ダブル)までサイズアップ!
朝は風も弱く、グッドコンディション。日中はトレードウィンドが強まり影響が目立っていましたが、サンセットビーチでは『HIC Pro』がファナルデイを迎えていました。
11/1(木)はサイズダウンながら4-6ftレンジ(ヘッドオーバー)は残り、場所を選べばライド可能。
サイズダウンが進んだ2(金)はほぼフラット〜ロングやSUPで出来る程度のスモールコンディションになっていました。
3(土)〜4(日)も新しいウネリは入らず、夏のような穏やかな海に逆戻りした週末でした。
週明け5(月)は2-3ftレンジ(コシ〜ムネ)の新しい北西ウネリが入り、場所を選べばなんとかライド可能。

【タウン周辺】
30(火)は南西のコナウィンドが強く、風波でサイズアップ傾向ながら厳しいコンディション。
天候も悪く、ビーチは閑散としていました。
風がおさまった31(水)は回復したものの、前日の雨で海水が濁り、チョコレート色に...。
11/1(木)〜2(金)はトレードウィンドが吹き続く中、サイズダウン傾向。
風をかわすクイーンズ以西は1-2ftレンジ(コシ〜ハラ)、ロングやSUPでのサーフィンがベターでした。
週末3(土)〜4(日)もトレードウィンドが持続。サイズダウン傾向となり、風をかわすクイーンズ以西はほぼフラットになった場所も...。
週明け5(月)も新しいウネリは入らず、穏やかなコンディションが続いていました。

〜トピックス〜
トリプルクラウンの前哨戦QS3,000『HIC Pro』はローカルボーイのキロン・ジャボールが優勝。
2位はタヒチのオニール・マシン。オニールは今回の結果によってハワイ・タヒチのQSのリージョナルタイトルを獲得。
2019年前半のQSのハイグレード出場権と同時に世界を回るために『Vans』から奨学金を受取りました。
なお、トリプルクラウンの初戦は11月12日〜24日にハレイワで開催される『Hawaiian Pro』です。

WSL公式サイト


●今週末のSwellは?
この予想は気象衛星NOAAとUS Navy(米国海軍)の波浪予測データに基づいた総合的な予想です。

(11月6日時点での予想)
▼ハワイ諸島(オアフ島):週の中盤に北西ウネリ、週末には大きな北ウネリが入ることが予想されています。
風はトレードから南よりのコナウィンドにシフトした後、週末は北よりの風が強まる見込みなので、コンディション的には週の中盤の方が良さそう。
タウン周辺では週の中盤にコナウィンドによる風波が強まり、週末は北よりの風に変わって回復が期待出来そう。

※このオアフ島波情報は、原則として週1回毎週火曜日の更新でお届けしています。
次回の更新は11月13日火曜日を予定しています。