(今週の波)
●オーストラリア:GC(ゴールドコースト)
天気:晴・曇(4日は雨)
気温:10〜25℃
平均水温:19〜20℃
ウエットスーツ:シーガル〜フルスーツ
波:【週の中盤〜週末】
しばらく続いていたスモールコンディションと一転して4(木)は低気圧からの南南東ウネリが強まり、一気に3-5ftレンジ(カタ〜頭)プラスまでサイズアップしたものの、同時に南よりの風が強まり、クーランガッタ方面でもまとまり無いコンディション。
朝から雨も降り、サーファーの数も少なめでした。
低気圧が抜けた5(金)は風・ウネリ共に落ち着き始め、スナッパーロックスなどのポイントブレイクから回復傾向。
ジョエル・パーキンソンを始め、プロを含めたセッションになっていました。
デュランバーはまだアウトからまとまり無いウネリで右側に数名のみ...。
週末6(土)〜7(日)は3-5ftレンジの南東よりのウネリが続き、南西風から日中は南東風が吹き込むパターン。朝のポイントブレイク、特にスナッパーロックスを中心に十分ライド可能となり、多くのサーファーが集まっていました。
【週明け】
週明け8(月)〜9(火)も南東よりのウネリがしっかりと続き、風も週末同様。特に良かったスナッパーロックス、バーレーヘッズを中心に朝から多くのサーファーで賑わっていました。
10(水)は一気にサイズダウン。更に朝から北よりの風も吹き込んでしまい、物足りないコンディションに...。
〜トピックス〜
・2020年東京オリンピックの追加種目にサーフィンが決定というニュースは日本だけではなく、世界中のサーフィン業界に影響を与えています。
特にサーフィンが国技で、シドニーオリンピックの時にサーフィンが協議の末に見送られた経験があるオーストラリアでは今から4年後を考えての構想が練られ始めており、ミック・ファニングがコーチになるという話もあるそうです。
CT、WQSを見るとブラジル、オーストラリア、アメリカがメダル候補として有力と言えますが、ISAでは意外にも中米が強く、開催国の日本にもチャンスはあると言えるでしょう。
・そのミックが同じ「Rip Curl」のチームメイト、メイソン・ホーと『Rip Curl Search』の企画で氷の世界へ。
動画を見ればその凄さは一目瞭然。寒さの影響か、二人のテンションが異常との声も...。
↓
https://www.youtube.com/watch?v=uxnvI47HBhg
・昨年のパイプラインでの負傷で欠場が続いているビード・ダービッジが長いリハビリを経て順調に回復に向かっています。
今週はスナッパーロックスでサーフィンしている姿が撮影され、すでにバレルライドを披露。
一緒に入っていたローカルもサーフィンがキレていたと絶賛しています。
動画は以下↓
https://www.facebook.com/WSL/videos/10153871961097058/
●今週末のSwellは?
この予想は気象衛星NOAAとUS Navy(米国海軍)の波浪予測データに基づいた総合的な予想です。
(8月12日時点での予想)
▼オーストラリア(GC):週末も大きなサイズ変化は期待出来ず、スモールコンディションが続くことが予想されています。
風は北西から南よりに変わる見込み。
週明けは大きめの東〜南東ウネリが入ることが予想されています。