●ハワイ:マウイ島
天気:晴
平均気温:30℃
平均水温:26℃
ウエットスーツ:ラッシュガード〜タッパ

波:【週の中盤〜週末】
週の中盤は3-5ftレンジ(カタ〜頭)の北〜北西ウネリが続き、トレードウィンドが吹き始める前の早い時間帯を中心にライド可能。
24(木)からはホキパでウィンドサーフィンのコンテストが始まり、日中は規制が入ってしまい、駐車場も大混雑...。
週末も朝は風が弱く、北よりのウネリが続いたノースはグッドコンディション。混雑も少なく、ウェットいらずの暖かい海は笑顔で溢れていました。

【週明け】
週明けは4-6ftレンジ(ヘッドオーバー)の新しい西よりのウネリが入り、ワイド気味のブレイクが目立つ中、ノースは場所を選べば上級者中心にライド可能。
但し、比較的早い時間帯からトレードウィンドが吹き込んでいたため、早起きがベストでした。
ホノルアベイはモロカイ島にブロックされた形となり、今回のウネリではサイズが上がらず...。

○混雑状況
この1週間も波に恵まれ、ノースでは多くの場所でサーフィン可能だったため、目立った混雑はありませんでした。
サウスでもロングやSUPでのんびり楽しむには十分な波があり、人も少なく、メローに楽しめた1週間でした。

〜トピックス〜
・マウイ島を代表するビッグウェーバー、イアン・ウォルシュが約2年を要して企画した「JAWS」でのビッグウェーブコンテスト。
「RedBull」がスポンサーになったこともあり、商業的な部分が見え隠れし、賛否両論でしたが、期間中はコンテストにふさわしい波が割れずにゴーサインは出されませんでした。 今年はリスクを考えてのスポンサーサイドの問題もあり、キャンセルが発表。
マウイ島の土地柄を考えても今回の企画は問題点が多く、年に数回の「JAWS」でのスペシャルな時間を待ち続けているサーファー達の間では安堵のため息も...。
なお、昨年はこの時期までにすでに3回は割れていた「JAWS」ですが、今年はまだほぼノーブレイクです。

・31(木)に空港から近い人気のビーチ、カナハでカイトサーファーがシャークアタックの被害に...。
この周辺は昨年もSUPのサーファーが被害に遭っており、注意したいエリアです。



●今週末のSwellは?
この予想は気象衛星NOAAとUS Navy(米国海軍)の波浪予測データに基づいた総合的な予想です。

(11月2日時点での予想)
▼ハワイ諸島(マウイ島):週末にかけてサイズダウンするものの、3(日)は小振りなサイズながら新しい北〜北西ウネリが入ることが予想されています。
日中はトレードウィンドが強まる見込みなので、朝一か風をかわす場所を狙った方が良さそうです。