●ハワイ:オアフ島
天気:晴・曇(通り雨も)
平均気温:25℃
平均水温:25℃
ウエットスーツ:タッパ〜スプリング

波:【ノースショア】
10月末にトリプルクラウンの前哨戦『HIC Pro』を控え、続々と世界中からサーファーが集まってきたノースショア。
前週末、そんな彼らを歓迎するように入った10ftクラスの北北西のファーストスウェルはゆっくりとダウン傾向となったものの、トレードウィンドは強まらず、22(火)〜23(水)にかけてグッドコンディションが続いていました。
更にサイズダウンした24(木)〜25(金)はラニアケアなどのウネリを拾いやすい場所がベスト。
ひとしきりビッグウェーブを楽しんだサーファー達はひとまずスローダウンして身体を休ませていたとか...。
週末は26(土)後半に3-5ftレンジ(カタ〜頭)プラスの新しい北西ウネリが入り、27(日)にかけて弱い南よりのコナウィンドでクリーンなフェイス。
まだバレルは少ないものの、ノースショアのメインステージと言えるパイプライン/バックドアのコンディションが整い、多くのサーファーで賑わっていました。
週明け28(月)は更に大きな西北西ウネリがヒット!風も弱いトレードで絶好のコンディションに恵まれ、パイプライン/バックドアは週末に少なかったバレルが口を開き、エキスパート達のステージに!

【タウン周辺】
ノースショアとは対照的にこの時期らしいメローな波が中心の最近のタウン周辺。
22(火)〜23(水)にかけて2-3ftレンジ(コシ〜ムネ)と小振りなサイズながら風は北よりでピッタリと合い、日本基準で考えればまずまずのコンディション。
24(木)〜25(金)も同じ位のサイズの南〜南西ウネリが続き、風も弱く、ダイヤモンドヘッド中心に楽しめていました。
南よりのコナウィンドに変わった週末26(土)〜27(日)も大きなサイズ変化は無く、やや風の影響を受けながらも贅沢さえ言わなければライド可能。
週明け28(月)は弱いトレードウィンドでクリーンなフェイス。南〜南西ウネリも多少強まり、グッドコンディションに恵まれた場所が多くなっていました。

〜トピックス〜
・10月29日〜11月10日にサンセットビーチでトリプルクラウンの前哨戦、4スター『HIC Pro』が開催。
ディフェンディングチャンピオンのサニー・ガルシアを始め、ダスティ・ペイン、エゼキエル・ラウなどのハワイアンを中心に強豪が勢揃い。
日本からは大橋海人を初め、田嶋鉄兵、大澤伸幸、村上舜、田中海周、佐藤魁、川畑大志、安井拓海、北田力也、脇田貴之がエントリーしています。

『HIC Pro』公式サイト


●今週末のSwellは?
この予想は気象衛星NOAAとUS Navy(米国海軍)の波浪予測データに基づいた総合的な予想です。

(10月29日時点での予想)
▼ハワイ諸島(オアフ島):新しく入った西北西ウネリは息が長く、週の中盤まで十分なサイズが期待出来そうですが、トレードウィンドが強まるみこみ。
週末はトレードウィンドが強いままゆっくりサイズダウンすることが予想されています。
タウン周辺では週末に新しい南西ウネリが入ることが予想されています。
クイーンズ以西のトレードウィンドをかわす場所が狙い目になりそう。