●ハワイ:オアフ島
天気: 晴れ時々曇り
平均気温: 23℃
ウエットスーツ:ベストやタッパ、寒がりの方はロンスプが必要

波: 【ノースショア】
この1週間はトレードウィンドが収まり、十分な北西ウネリが続きましたが、前半はハード過ぎるほど...。
特に14(木)のバレンタインデーは15−18ftのビッグスウェルがヒットし、ワイメア以外はクローズ気味。
そんな中でもハワイアンや一部のプロ達はチャージを繰り返し、ロイ・パワーズ、ジェイソン・シバタ、フレッド・パターチア、他にも多くの負傷者が出たということ。
ノースの波を熟視している彼らでも自然のパワーには勝てなかったようです。
このウネリは16(土)には大分落ち着いて5−8ftのグッドコンディション!
プレジデントデーで休日となった18(月)には新たな北西ウネリも入り初め、十分ライド可能な波が続きました。

なお、ワイメアでは今回のビッグスウェルでエディが行なうかもという噂がありましたが、今回は基準に達しなかったため、見送られました。コンテストピリオドは2月末までなので、残りのチャンスに期待したいですね。

【タウン周辺】
前半はノースで強まっていた北西ウネリが回り込み、4−5ftまでサイズアップ!このウネリが弱まりながらも週明けまで続き、ファンウェーブの1週間でした。

一方、ウエストでもこのウネリはヒットし、久々に大きくサイズアップ!トピックスで詳しくお伝えしますが、このウネリを使ってスタンドアップ・パドルサーフィンのイベントが開催されました。

〜トピックス〜
15日に世界初のビッグウェイブ・スタンドアップ・パドルサーフィン・イベント『QuiksilverEdition Ku Ikaika Challenge Presented by C4 Waterman & Red Bull』がウエストサイドのマカハで開催。
ボンガ・パーキンス、ケリー・スレーター、ロブ・マチャド、トム・キャロルなどの有名選手を初めとした24名の招待選手と、トライアルから勝ち上がってきた8人の選手で争われました。

この日のマカハは15ftレンジのグッドコンディション。日本でスタンドアップ・パドルサーフィンというとスモールサイズでのサーフィンを想像しますが、場所が違えば考え方も変わります。ハワイではビックリするようなビックウェーブでもパドルを持ってチャージします。このイベントでも見ている方がハラハラするようなパワフルな波で戦いが繰り広げられ、ハワイアンのアーロン・ナポレオンが勝利を手にしました。
このイベントの賞金の大半はウエストサイドライフガードに寄付されるということもハワイらしいですよね。
コンテストの詳細は公式サイトで!


●今週末のSwellは?
この予想は気象衛星NOAAとUS Navy(米国海軍)の波浪予測データに基づいた総合的な予想です。

(2月20日時点での予想)
▼ハワイ諸島(オアフ島):
ノースでは週の中盤に西〜北西ウネリが強まり、フェイスで8−12ftまでサイズアップすることが予想されていますが、週末にかけてはサイズダウン傾向となる見込み。
風は南西よりのサイド気味が入りやすい形が続く予報。

タウン周辺では23(土)から南〜南西ウネリが強まり始め、24(日)にはフェイスで3−7ftまでサイズアップすることが予想されています。