天気は晴れが続いた。平均気温30℃、平均水温26℃。裸でもOKだが、日焼け対策にラッシュが必要。先週から入っているSスウェルは5/1木曜日には少しサイズダウンしたが、それでもサウスショア沿岸は3〜5ftをキープ。大きすぎずクローズしない良い波をエンジョイできた。しかし、ほっとするのも束の間5/2金曜日になると、前回よりも更にサイズアップした新たなサウススウェルが入ってきて、サウスのシークレットポイントでは10ftを超え、多くのショートボーダーで賑わった。また、チューブを攻めたい若者ショートボーダーは、世界最速のレギュラーのチューブが出現するマアラエアのフレイトトレインに集結し果敢にアタックしていた。コーブ〜ラハイナにかけての沿岸では4〜5ftとロングでも楽しめるサイズ、とはいえ、頭オーバーのセットで初心者や子供たちはポイント選びに慎重にならざるを得なかった。この金曜日からのスウェルは、サウスのうねりにしては珍しく3日間は同じサイズをキープし、全てのサーファーが満足できる週末を過ごせた。週末仕事だった人達も、5/5月曜日、5/6火曜日もまだ十分遊べる4〜5ftをキープし、おまけにこの1週間は、初夏にお決まりのトレードウィンドに邪魔されることもなくサーフィンをエンジョイできた。SEの風が吹く時は、ラハイナショア沿岸にかけて多少オンショア気味のチョッピーなコンディションになるが、くぼみとなっているキヘイのコーブや、マアラエアのあたりは、風を交わし、昼過ぎまでグッドコンディションをキープ。しかしサンセットセッションでは、風の影響はないものの、ハイタイドで波が割れずにテイクオフに苦しんだ。サウスのシークレットポイントは、10ft近くになると島中のエキスパートたちが集まってきて大混雑する。二つのピークが岬を隔てて隣接しているが、奥のポイントは4WDでないとアクセス出来ず、おまけに陸からのパドルが長いので比較的空いている。とはいえ月曜日に手前のポイントに30人、奥のポイントには3人だけと言う日があり、どうしてこんなに偏るのだろうと不信に思い聞いてみると、奥のポイントでは10Feetオーバーのタイガーシャークが出没しみんな上がってしまったそうだ。波がいいのに、あまりにも空いているポイントは要注意である。さて今後は現在のサウススウェルがこのまま2〜3ftをキープし、5/9金曜日辺りまでは続きそう。ノースサイドには2〜3ftのWNWスウェルが入ってくる予報だが、この程度のサイズではマウイに到達するまでに消えてしまうだろう。また週末にかけて、いくつかサウススウェルが入ってくるが、2ft程度と小さめでロングボーダーがかろうじて楽しめるサイズとなりそう。
マウイ島の波情報
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