まずは12日夜バリ島クタ地区で発生した爆発事件に巻き込まれ犠牲になられた方のご冥福を心からお祈りいたします。この爆発に伴い、アロハサーフ、スターサーフ、マンボウ、ブードゥードールをはじめとした近隣ショップのガラスは崩壊し、レギアン通りの車道は全面的に封鎖されました。特にベモコーナー近辺からパドマSTにかけての崩壊がひどく今日現在に至っても身元の確認が出来ない方が多数いるとのことです。今回の事件で負った傷が完全に癒える事はないと思われますが、少しでも早い復旧と事件の真相解明を願い、2度と再発することの無い平和なサーファーの楽園、バリ島の本当の姿を取り戻してもらいたいものです。今週は今回の爆発事件に伴い、特にオーストラリアから訪れていたサーファーをはじめ観光客が激減してしまい、日本人の姿はちらほら見受けられたが、それでも海でサーフィンを楽しむ姿は通常よりは少なくここにも事件の波紋が広がっている。コンディション的には2〜3ft。チャングーでは風の弱い午前中、まずまずのコンディションとなっていたが、お昼近くなると決まって吹き出すオンショアの影響で乱される日が多く風をかわすイーストサイド中心のなった。連日吹き続けるこのオンショアの影響で後半には3〜4ftと風波でのサイズアップを見せたがコンディションは今一つ。来週も風波中心のサーフィンとなりそう。また、まだまだ傷跡の多く残るバリ。近いうちに行かれるという方は人間として最低限のモラルだけは守ってもらいたい。
バリの波情報
過去の海外波情報データベース