■ノンジップウエットスーツの着脱方法 |
■ノンジップタイプのメリット
ノンジップのウエットスーツはファスナーを使用していないため、パドリング時のストレスが軽減されており、特に首回りの柔らかさと、身体の動きが軽く感じられるのが最大のメリットと言える。 首回りからの水の浸入が少なく動きやすいことから、ノンジップウエットスーツの人気は高まっている。しかし運動性能が高く、柔らかい素材を使用しているため、破れなどには充分に注意しよう。 ノンジップ以外では、内側に防水フラップが施され、ショートジップを採用したタイプも着脱面が比較的楽で運動性と保温性のバランスも良く、ノンジップよりも安価となっているためオススメだ。 ■着脱のコツ ノンジップタイプのウエットスーツを着脱する際は、肩をすぼめるようにして両腕を前に持ってくるようにして、自分の身体を内側に丸めるような感じにしてみよう。 腕を徐々に抜きながら、ネックの開口部に片手をかけ、腕を抜くと同時に開口部を下に下げていく。この動作を左右交互に繰り返していくと、肩から上半身にかけてが脱げるだろう。 写真の様に、肩をすぼめて自分の身幅を狭くしてあげることが着脱の際の大きなコツだ。 注意したいのは、開口部に無理な力を加えないこと。開口部付近の素材は柔らかくはなっているが、あまりに無理に引っ張ると破れの原因となるので注意したい。 また、上半身がラバーの場合、爪を立てると破れの原因となりやすいので、指の腹で生地を掴むようにして着脱してみよう。さらに、パーツのつなぎ目のステッチの近くを引っ張らないように注意しよう。 ■着脱をよりスムーズにするには ノンジップやノーマルのタイプを問わず、濡れたウエットスーツを着る場合は、足や手にコンビニなどの袋を被せて着替えると楽に着替えられる。また、潤滑剤の『するするスプレー』(サーフショップで購入可能・¥1365)も着脱が楽になるオススメのグッズだ。 また、PC環境の人は、ウエットスーツの取り扱い方法などについて『日本ウエットスーツ工業会』のサイトhttp://jwma.gr.jp/も参考にしてみるのも良いだろう。 2007-05-03 19:38:55 |