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■基本姿勢を身につける
■理想的なフォームとは?
「テイクオフしてボードに立つ」といっても、実際のフォームは棒立ちではなく、ヒザを深く曲げた中腰になることをイメージしよう。ヒザを曲げておくことでバランスを取りやすいだけでなく、自分の意志でボードに荷重させることが可能となる。
次に、ボードの上に立ったら上半身の力を抜き、両手でバランスを取り、顔は進行方向に向けておこう。このとき間違ってもボードのノーズを見ているのではなく、自分が行きたい方向へ目線を向けよう。これは自転車や車の運転と同じで、広く前方が見えていることでボードは安定し、行きたい方向へコントロールできるのだ。
また、進行方向の視界を確保するためにも、前足のつま先をやや斜め前に開く様に置くのがポイントだ。
■ 上半身の体勢
また、猫背になってしまうと荷重バランスが悪くなり、前のめりになりやすい。さらに体勢が高いままだと、ボードに荷重が伝わらないばかりか体勢を崩しやすい。このためヒザを柔らかく曲げるのが大切な基本だ。この「ヒザを柔らかく」というのは、ちょうど車のサスペンションをイメージするといいだろう。
上半身は胸を反って真っすぐにしておき、ショートボードの場合は後ろの手をやや高い位置に置く。これは普段の生活には無い姿勢なので、いかに下半身(特に太腿)の筋力が必要になるかわかるはずだ。つまり、ロングライディングををした場合、太腿の筋肉が疲れるということは、きちんと低い体勢を保っている証とも言える。
また、鏡の前で普段のライディングフォームをチェックすると、改善箇所が発見できるはずだ。基本に忠実なフォームを実現することで、ライディングの安定度は高まり、波のコンディションに大きく左右されることも無くなっていくだろう。
まずは基本的なフォームを身体で覚え、そこから徐々に自分なりのスタイルを確立していきたい。
2007-02-16 20:07:46
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