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■ウエットスーツのケア方法
■ 潮を良く洗い流す
ウエットスーツの大敵は「潮」と「熱」だ。柔らかさを長持ちさせるためにも、海から上がったら必ず真水で良く洗い、しっかり潮抜きしておくのが基本だ。

特にファスナーまわりに潮や砂が付いたまま放置してしまうと、劣化の原因になるので念入りに洗う様にしよう。

洗う際には熱いお湯をかけると接着面のボンドが剥がれたり、ゴムの劣化につながるので、必ず真水を使うようにしたい。

また、新しいウエットスーツは柔らかいため、脱着の際に破かない様、注意が必要だ。特にラバーでできた冬用のウエットスーツは、脱着の際に爪で切り傷をつけないよう、指の腹で生地を掴むようにしよう。

■ 乾燥と保管方法
ウエットスーツを真水で良く洗ったら、肩に当たる部分が太めのハンガーを使って干す様にしよう。細いハンガーで干しておくと、肩に負担がかかり型が崩れてしまう。また、そのまま干すより、ハンガーに吊るした方が速く乾燥するということも覚えておこう。

外で乾かす場合は、必ず直射日光を避けて陰干しで乾燥させよう。天気が良いからと言って直射日光に当てて干すのもNGだ。日光によってゴムの表面がひび割れるなどの劣化につながるばかりか、変色の原因にもなってしまう。

また、脱いだまま裏返しの状態や、袖や足首などがめくれたまま放置するとその折りジワがついてしまう。一度ついた折りジワはとれないので注意しよう。

この様に、洗う時と干す時は熱を避けること、さらに太めのハンガーを使って保管するという基本を忘れずに、ウエットスーツを正しくケアしてあげよう。

2006-12-22 17:05:59