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■原田正規プロがゲストコーチ!レッスンリポート
コンペティターとしての活躍を目指す一般サーファーを無料コーチングしていこうという試みで活動中の『BCMサーファー育成プロジェクト』。

7月某日、千葉県東浪見海岸でレッスンを実施。
今回は、遠田真央テクニカルコーチが欠席のため、細川哲夫テクニカルディレクター、佐藤秀男フィジカルディレクターに加え、JPSA公認プロサーファー・原田正規プロをゲスト講師として迎えてのレッスン。

原田プロは今年からサンライズサーフスクールをスタート。自身が講師として初級者〜上級者までの幅広いサーファーを対象にレッスンを行っています。その原田プロから、普段とは違った視点でのアドバイスをもらった育成プロジェクトメンバー。彼らにとっても大きな刺激となった。

サンライズPの目の前にある、原田プロのお店『ONE WORLD』で映像チェックし、様々なアドバイスをレクチャー。


■ヨシキ(第1期生)
-原田プロからのコメント-
ヨシキはボードへのプッシュ(荷重)が出来ていて、ライディングのリズムは悪くなく、スピードのつけ方を理解しているサーファー。
さらにスピードを出す&レールを入れやすくするために、ヒザを意識したサーフィンを心がけると良い。後足のヒザを内側に入れると、さらにプッシュしやすくなり、加速につながる。
ヒザを内側に入れるメリットとして、ボードへの荷重が適切になるので、ぜひ試して欲しい。特に、バックサイドのライディングの際には有効と言えるので、意識してみよう。


■リュウジ(第2期生)
-原田プロからのコメント-
無駄な力みやクセが無く、ある意味“今風”なサーフスタイルと言えるリュウジ。
バックサイドは深いボトムターンからトップでの返しも出来ているが、フロントサイドのライディングの際、棒立ちになりすぎている。波のボトムとトップをもっと使えるようになれば、ライディングが縦方向になり、メリハリがはっきりと現れてくる。
体勢を落とし、もう少し波の縦方向を使ってメリハリをつけたアップス&ダウンが出来るようにして欲しい。

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原田プロのアドバイスをうけ、写真のようにライディングに変化が見られた。これを毎回のサーフィンで意識することが大切だ。


■ユカコ
-原田プロからのコメント-
ユカコのターンはクセが無くスムーズでキレイ。ただ、波のボトムに居る時間が長いため、失速気味。
課題としては、波の中腹部分でポジションキーブすることを意識する事。それにより、ボトム→トップへの移動が出来るようになり、スピードがつけやすくなる。その結果、トップターンやローラーコースターが出来るようになってくる。
とにかく、スピードをつけることが大切で、そのスピードをつけるために、波の中腹部分に居ることを意識してみよう。


■ハジメ
-原田プロからのコメント-
今回、レッスンへの合流が遅くなったハジメ。まずは気持ちの部分からもう少し緊張感を持とう。
また、トップターンの際にレールを入れ続けるための体勢維持が出来ないようだが、踏ん張るための下半身強化など基本的な体力作りを意識したほうが良い。
佐藤フィジカル・ディレクターに、下半身や体力を強化するためのメニューを相談してみては?

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この写真を見てわかるように、下半身の使い方、体勢の低さ、スプレーの量、レールの入り方など、ハジメ(上)と原田プロ(下)では全く異なっている。小波でも原田プロのようなスプレーを飛ばすには、やはりレールを使ったサーフィンを意識することが大切だ。


佐藤フィジカル・ディレクターによるフィジカルトレーニングは、チューブを使ったコンパクトな負荷運動とインナーマッスルトレーニング、そしてストレッチ。
特にインナーマッスルを鍛えるには、短く巻いたゴム製のチューブを腕や足に巻き、少しずつ負荷を高めながら動作することが効果的だ。

2009-08-11 16:42:40



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