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■第13回レッスンリポート「トッププロからの刺激」
コンペティターとしての活躍を目指す一般サーファーを無料コーチングしていこうという試みで活動中の『BCMサーファー育成プロジェクト』。
前回のレッスンから約2週間後の7月上旬、プロジェクト第1期生メンバーのレッスンを千葉・東浪見で開催しました。残念ながらメンバーのジュンは都合により欠席。
このレッスンの数日前、第1期生のヨシキとユカコは地元茨城のコンテストにエントリー。ヨシキは「茨城県知事杯」のビギナークラス(40名)で、そしてユカコは「いろはにKIカップ」のレディースビギナークラス(10名)でそれぞれ優勝を果たし、彼らのモチベーションも上がっている中でのレッスンとなりました。
この日の一宮エリアは風も弱く、面への影響も少ないまずまずのコンディション。地形の良いピークへ移動し、海に入る前に細川テクニカル・ディレクターによる各メンバーの前回の課題点のおさらい。再認識の後、サーフィンライディングチェックがスタート。
やや速めのブレイクにてこずるメンバーも居るものの、ラインナップにはトッププロの姿もあり、刺激を受けていただけでなく、同じ波をどのようにライディングするのかという参考になったようです。
午後からは、東浪見SURF GARDEN2階「THE GYM」にて、佐藤コーチによるフィジカルレッスン。まずはリズム感を養うフィットネストレーニングを実施しました。
サーフィンのライディングにもリズム感は重要。特に、アップス&ダウンなどではリズム良くトップ〜ボトムへのターンを繰り返す事が重要とされます。初めてのフィットネストレーニングに苦戦しながらも、リズム良く動作をこなしました。
また、前回佐藤コーチから、「片手&片足でバランスを取りその体勢で30秒維持する」という宿題を課されていました。今回はこの宿題の成果を披露。一見すると簡単そうですが、上半身と下半身のバランス維持が難しい様子。ゆみとヨシキは成功、ユカコは30秒維持が出来ずという結果でした。ユカコはライディング中に体勢を崩してワイプアウトすることも目立つため、バランストレーニングは有効かもしれません。
その後、細川コーチによるライディング映像チェック。今回細川コーチが掲げた各メンバーの課題。
●ヨシキの課題
前回のレッスンでは、ライディング中に常にテール荷重気味のため失速してしまい、スピードが付かないという指摘を受けたヨシキ。普段からコーチ陣にも積極的に質問をしてくるヨシキは、日常のサーフィン時にも荷重具合を注意しながらライディングをしていました。
しかし、前足荷重を意識すると、ターン時にレールが引っかかってしまうという疑問点を持っていました。
これはトップへ向かう際にも前足荷重を意識してしまっていたため。アップス&ダウンはもちろんですが、トップからボトムへ向かう際はやや前足荷重を意識することでサーフボードに力を伝えて加速することができ、ボトムからトップへ向かう際は後ろ足荷重でドライブを利かせてターンをします。この抜重&荷重の繰り返しが、ライディングにメリハリが付いて加速につながります。
また、バックサイドのテイクオフ動作で、サーフボードから手を離すタイミングが遅い事を指摘した細川コーチ。手を離すことが遅いと、加速しながらのボトムターンが出来ないだけでなく、速い波の場合はターン動作が遅れるため波に捕まってしまいます。
前回のレッスンでも触れましたが、スムーズなテイクオフ動作は、部屋の畳やフローリングの上で繰り返しイメージトレーニングする事が効果的です。
●ユカコの課題
ユカコが前回のレッスンで指摘された点は、バックサイドのライディングの際の身体の開きが足りないという点。今回は上体を開くという部分を意識してレッスンに臨んだユカコでしたが、この日はバックサイドの波に乗る機会が少なかった様子。
この日のコンディションはインサイドが速めのダンパー気味でしたが、ユカコはその波に苦戦していたようです。その理由は、テイクオフが遅いため。テイクオフが遅いと、速い波ではその分捕まってしまうケースが増えます。パドリング力をつけ、もう1テンポ早いテイクオフが出来るようにする必要がありそうです。
●ゆみの課題
ゆみが前回のレッスンで指摘された点は、バックサイドのライディングの際の前足の位置。
今回は前足の位置を意識したライディングが見られましたが、細川コーチからは「まだノーズ寄りに立っている」との指摘。フロントサイドは自然と適切な位置でライディングが出来ていますが、バックサイドはやはりまだノーズ寄りのスタンスのため、ターンの際にレールが引っかかってしまい、おかしな場所からスプレーが出て、失速しています。
ボードコントロールも難しくなるので、陸上で正しいテイクオフスタンスを身につける必要があります。
これらの課題を踏まえ、午後のフリーサーフィンレッスンを実施。多くのプロサーファーの姿があるポイントへ移動。オンショアによりややよれ気味で上級サーファーが多いコンディションでしたが、各メンバーはミドルからインサイドの波をコンスタントにキャッチしてライディングをしていました。
たくさんのトッププロからの刺激を受けた今回のレッスンも終了。しっかりと陸上トレーニングをこなし、次回のレッスンに臨んでもらいます。
2008-07-15 21:13:54
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