- ★波はどこからくるの?
- 波は津波等の特殊なケースを除いて、基本的に風によって発生する。その風は地球上のどこかでいつも吹いている。つまり波は絶えずどこかで発生しているのだ。風によって発生した無数の波がまとまり、うねりとなって移動していく。この中には途中で減衰して消えてしまうものもあれば、様々な影響を受けながらもかなりの距離を進んでいくものもある。そこで、どこでどのくらいの風が吹いているかを天気図等の情報から読み取ることができれば、どこで波が発生してどの向きに進み、うねりとしてどこに到達するかをおおよそ予想することができるのだ。風の生まれる要因としては台風、高気圧、低気圧、前線等様々ある。これらの性質や、現在の勢力や強さ、どこへ進もうとしているのか、さらにそれらにより生まれる風の風向きや風速等を知ることが、波を見つける基本的な方法である。